
定禅寺通エリアマネジメントとODORIJIらは、仙台のシンボルロード「定禅寺通(じょうぜんじどおり)」の伐採木をアップサイクルするプロジェクト「ケヤキのつづき」において、クラウドファンディングの支援総額が当初目標の1,000%を突破したと発表した。
これを受け、支援総額300万円を新たな目標(ネクストゴール)に設定し、達成時には同ケヤキ材を使用した「一枚板テーブル」を制作、仙台市内の施設へ寄贈する挑戦を開始した。同プロジェクトは2月28日(土)まで実施する。
地域の記憶を「終わり」にしない

「杜の都・仙台」を象徴する定禅寺通のケヤキ並木。しかし、伐採された木々の多くは、これまでチップ化され処分される運命にあった。
「街を見守り続けてきた樹齢90年のケヤキを、ただ捨てるだけでいいのか?」という問いから、このプロジェクトは始まった。伐採されたケヤキを、インテリアとしての美しさと実用性を兼ね備えた時計やコースターなどの木工製品として再生させた。
2025年12月の開始直後から、仙台市民のみならず、かつて仙台に住んでいた全国の人々から多くの共感が集まった。その結果、目標金額の1,000%を達成。支援者からは「学生時代に歩いた思い出の場所」「結婚記念に残したい」「形を変えても残るのは嬉しい」といった、ケヤキへの愛着を綴ったコメントが数多く寄せられている。
ケヤキを「街」へ帰すためのネクストゴール

製材の様子(定禅寺通ケヤキの現物) 協力:黒川森林組合

一枚板テーブルイメージ
予想を超える反響を受け、プロジェクトの集大成として「ケヤキの一枚板テーブルを制作し、仙台市の施設へ寄贈する」という新たな目標が掲げられた。
個人の所有物として楽しむだけでなく、かつてのように「誰もが触れられる街のシンボル」としてケヤキを里帰りさせたい。そのテーブルを囲み、新たなコミュニティが生まれることこそが、プロジェクトの真のゴールとする考えだ。
リターン品の紹介
支援者へのリターン品として、ケヤキ材を活用した製品が用意されている。

「定禅寺通のケヤキとレジンの掛け時計」は、ケヤキ特有の力強い木目と、定禅寺通のイルミネーションや新緑をイメージしたレジンアートを融合。世界に一つだけの表情を持つ時計だ。

「定禅寺通のケヤキ製コースター」は、ケヤキの端材を余すことなく活用したアイテム。日常の中で「杜の都」を感じることができる。
このほか、サイコロキーホルダー、ペン立て、一輪挿しなどのリターン品もある。支援内容の詳細はプロジェクトページで確認できる。
今後の展開
クラウドファンディングの支援募集期間は、2月28日(土)まで。ネクストゴールである支援総額300万円の達成とテーブルの寄贈を目指し、地元企業や団体とも連携しながら活動を広げていく。寄贈先の施設や設置時期については、決定次第、活動報告やプレスリリースにて発表される予定だ。
かつて並木道として人々を見守ったケヤキ。その記憶を未来へつなぐプロジェクト「ケヤキのつづき」に参加してみてはいかがだろうか。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:樹齢80年超のケヤキを未来へつなぎたい!定禅寺通の記憶を刻む「ケヤキのつづき」
(Kanako Aida)